俺は思わず、口を手で覆ってしまう。


この色なら直ぐに見分けがつく。

俺は、この学園に吸血鬼いないか調べることにした。


驚きを落ち着かせる為、深呼吸する。今度は殺人鬼ついての本を開いた。


再び本をめくる。しかし、俺が知りたい情報は書いていなかった。

最後までめくるが、自身が知っていることしか書いておらず、諦める。


二冊の本を閉じ、再び立ち上がってもとにあった本棚に戻した。


吐息をつき、俺は鞄をもって図書室を後にした。