目の見えない吸血鬼との求婚

三時限目の授業中、俺は斜め左に座っている柊舞古都を監視することにした。

一日中どうして過ごしているのか。行動範囲を把握する必要にあると考えた。

柊の噂の無実を証明したいという気持ちも何処かにある。

気が付くと、終わりの予鈴がなった。

授業は、日常通りに終了した。