息を荒れながら呼吸を整える。自分の為だと思うと、何だか嬉しく思えた。 私は正直に婚約者に好きだと言っているが、当の本人からは聞いたことがない。婚約者となった私たちは本当に愛しているのだろうか。不安になった。