その周りには同じクラスのメンバーからの寄せ書きも書いてある。 目に涙がたまってくる。 家庭科室にいるみんなはニコニコしていて。 隣にいるケンが。 頭の上にポンッと手を置く。 「ケン・・・?」 「誕生日・・おめでとうケイ。誕生日プレゼントは・・・・俺だ///!!」 バッと両手を広げるケン。 飛び込んでいいのかなんてことは考えなかった。 もう、無意識だった。