数日後私は学校へ行った。
気が向かないけど浩輝に呼ばれたから仕方なくだ。
もう少しで浩輝は卒業だ。
だから少しの辛抱・・・・私はいつもそんな事を考えていた。
浩輝は最初優しかった。
優しくてとても私を大事にしてくれていた。
だけど、2ヶ月経った頃には違っていた。
私が違う男を求めたから。
決して私は一人だけ愛する事をしなかった。
したって無駄でしょう?
私は生まれてはいけない子だったのだから。
だから今日も違う男の家から登校した。
門の前には柄の悪い数人の生徒。
その中から「璃里!」と私を呼び大きく手を振る金髪の男。
正毅とゆう男。
正毅は私達の学年でもリーダー的存在だった。
