そのまま、黙り込んだあたしたち。 どれくらい経ったかな? 佑真は、ちょっと不器用で、でも強引にあたしの腕を引っ張って…。 キスをしてくれた。 もちろん、ファーストキスだから、一瞬何が起こったか分からなくて。 でも、その夜、眠れなかった事は覚えてる。 佑真の唇の感触が、ずっと残ってたから…。