「うん。見直す…」


「良かった」


そう言って、あたしの頭を軽く撫でる。



こんなに優しい人なのに、返事を長引かせるわけにはいかないよね…。


よし!


覚悟を決めなきゃ。


答えなんて、もう決まってる。


佑真を好きなまま、山川くんとは付き合えない。


だから、ちゃんと“ごめんなさい”しよう。