いきなり押しかけて…。 しかも、あたしが。 でも、それは自業自得なんだから。 傷ついてちゃダメよ。 うつむいたあたしに、佑真は続けた。 「風邪移っちゃいけないから、陽菜は帰れって」 「え?」 「な?頼むから、帰ってくれよ」 熱で赤い顔の佑真は、そう言うと、フラフラとベッドへ戻って行った。