――――――― ―――――― 「話し合うどころか、絶交宣言になったな」 「う、うん…。ごめんなさい。つい…」 あの後、すっかり言葉を失った由里香は、 「もう二度と、二人には会わないから」 涙を流しながら、そう言って出て行ったのだった。 「まさか、由里香があたしを嫌いだったなんて、さすがにショックだったな」 「多分、そう言わないと、割り切れなかったんじゃないか?」 「うん…」 どっちにしろ、由里香との友情が、壊れちゃったのには間違いないか…。