あたしと彼の恋愛事情



「えっ!?」


思わず佑真に目を向ける。


「待ってよ!何で佑真が…」


そう食いつくあたしを、手で制した。



「本当に、ご迷惑をかけてすいませんでした。でも、仕事はきちんとこなしますので…」



そんな…。


悪いのは、全部あたしでしょ?


中途半端に山川くんと付き合って、佑真の優しさに甘えて…。


「う~ん…。お前たちが好き合ってるのはいいんだが、今回の事がどう影響するかだなぁ」