「何で、これが佑真の家にあるの?」 「そ、それは…」 この状況で、どうやって説明すればいいの…? 「他にもね、寝室のごみ箱の中から、浮気の証拠を見つけたんだけど」 由里香の言葉に、あたしは一気に血の気が引く。 「二人、体の関係もあるのね?」 「ちょ、ちょっと待て。本当か?西田…」 山川くんに腕をつかまれて、あたしは言葉を失った。