「フカフカ~」 「へぇ~。じゃあ、オレも寝転がろ」 佑真はそう言うと、あたしの横に寝転がる。 「き、気持ちいい?」 お互い、寝転がったまま、顔を向かい合わせた。 至近距離…。 息がかかるくらい近いんだけど…。 「すっかり酔いが覚めたな」 「あっ!やっぱり酔ってたんじゃん」 「酔ってたけどさ、お前たちが気になったのは酔いのせいじゃないって」