仕事が忙しければ、忙しいほど、忘れていられる。 あたしが、佑真を好きって事が。 今でもずっと、忘れられないでいる事が。 だから、仕事に打ち込んでるの。 彼氏なんていらない。 佑真じゃないんなら、誰もいらない。 こうなったら、とことん仕事を極めてやる! 「カッコイイな西田は。あっ、そう言えばさ、今度の人事聞いたか?」