「は、はい…」


ドキドキしながらもとりあえず返事をする


「あたし、ユウの姉のレイカです。
今、玄関のドアの前にいるの。
開けてもらっていいかな?」


お、お姉さん…!


「あ、はい!今開けます!!」


電話を切って髪を手櫛で整え玄関に向かう。


ドアを開けるとそこにはキレイな女の人


女の私でもドキドキしちゃうほど。


「あー…ごめんね、勝手に電話番号調べて…」

手を合わせて申し訳なさそうな顔をしても可愛い…






「あれ?サキちゃん?」


………!!


「ご、ごめんなさい!綺麗でつい見とれて…」

「そんな事無いよ~。というか私、急に来て平気だった?」

「そんな事無いです! 話せて嬉しいです。」

「ありがとう。とりあえずお邪魔しまーす」

ズカズカと家の中に入るレイカさんを慌てて追いかける。