次の日、私はミカとレナの事をユウに話した。


ミカは入学してすぐに仲良くなった。
男勝りというか
サバサバしてて、
とてもたよりになる性格。


レナは最初不良のイメージがあった。
服装はかなり崩れてるし、
メイクも派手だったから。
私が日直の雑用を手伝ってから、
私にすっごい懐いてるの


「へぇ…いい友達なんだね」


…そういえば、ユウ君の友達はどんな人なんだろう…


「ユウ君の友達はどんな人?」


ユウ君はうーん…と腕を組んでから言った


「いるよ、今度連れて来よっか?」

「会ってみたい!」

どんな人なんだろう…
考えただけでワクワクする!


「あ、仕事行かないと時間が…」

「ホントだ、いってらっしゃい!」

「なんか夫婦みたいだな」


ふ、夫婦?!


「サキ、顔赤いよ?」

「…ばか」


そんな事言われたら照れるに決まってるでしょっ?!


「もう、いいから!」

「ごめんごめん、つい…」

「ユウ君、洗い物とか掃除とかしてもいい?」

「君付け止めてくれたらね」


はぁっ?!

意味分かんないないし。


「わかった。

…ユウ」

「よくできました。じゃあ、行ってくるな」