ミカは15時に来る事になっている


「サキ、起きた?おはよっ」

朝起きると朝食がしっかり2人分用意されていた。

「おいしそー…」

「でしょ!?俺、料理には結構自信あるんだよね。サキも座って食べな!」
と嬉しそうにユウは言った

「ありがとう…」

なんだかお兄ちゃんが出来たみたい。
1人っ子で寂しかった私はとても嬉しかった。


「サキ、ジャージは洗っておいたけど
今日その格好で友達と会うの?」

あ…

私、ケータイと財布しか無い。