2人ぐらし~居候から始まった恋~

「えっ…じょ、冗談??」

「冗談じゃないよ?
んー…俺サキちゃんの事気に入ったし?」

そんな、クスクス笑いながら言われても…

ていうか、今日会った人だよっ?!
何かされ…
「何もしないから大丈夫。
俺にだってして良い事悪い事ぐらい分かる。」

考えてる事バレバレだったか…

「で、どうするの?
こういう時は素直にお願いするもんだぞ
それとも…
どっかで餓死する?」

優しい人だったはずなのに…
笑顔で「餓死」って何ですか!

まぁ…断っても行く事は無いし…



「お願いします」


って言ったんだ。