俺様男子

「なんで塁?」

「相談したいことがあって呼んだんだけど…この際、優も一緒のほうが都合いいや」

「は?」



 眉をしかめながら話を掴もうとする優。



「あとさ、他の人に聞かれたくない話しなんだけど…」

「そっか…じゃあ、俺んち来る?」




 塁君の家!!??



 お邪魔してもいいのかな…♪




「じゃあ塁んち行くか…」



 3人で塁君の家に向かった。




 初めてだぁ♪




 綺麗な一軒家の前に着いた私たちは中に通してもらう。




「お帰りーって、女の子?」

「うん。同級生の鈴木莉子ちゃんだよ」

「こんにちは」




 塁君の髪を伸ばした感じの人が迎えてくれた。




「こんにちは!お邪魔します!!」

「まぁ、元気ねぇ」

「へへっ」



 なんか恥ずかしい…。




「あ、優君も来てくれたのね」

「どーも。お邪魔します」

「ゆっくりしてってね」