学校に着いて上履きを取りだす時に大量の手紙が落ちてくるのは日常茶飯事。
「相変わらずモテモテ~」
「…いらね」
横から冷やかす莉子も人に言える立場じゃない。
俺ほどじゃねぇけど数枚入ってたみたいだ。
「え、優!? それどうするの!?」
「捨てる」
「読まないの!?」
びっくりした様子で俺に聞いてきた。
「は? 莉子、読んでるわけ?」
「当り前じゃん。返事もちゃんとやってるよ」
「暇人」
めんどくさいことをよく出来るな…。
つか、結構莉子ってモテるんだ。
そりゃ、黙ってたら可愛いと思うし、俺も好きなわけだけど。
……気にくわねぇ。
莉子じゃなくて、ラブレターなんか書いてるやつらが。
「相変わらずモテモテ~」
「…いらね」
横から冷やかす莉子も人に言える立場じゃない。
俺ほどじゃねぇけど数枚入ってたみたいだ。
「え、優!? それどうするの!?」
「捨てる」
「読まないの!?」
びっくりした様子で俺に聞いてきた。
「は? 莉子、読んでるわけ?」
「当り前じゃん。返事もちゃんとやってるよ」
「暇人」
めんどくさいことをよく出来るな…。
つか、結構莉子ってモテるんだ。
そりゃ、黙ってたら可愛いと思うし、俺も好きなわけだけど。
……気にくわねぇ。
莉子じゃなくて、ラブレターなんか書いてるやつらが。

