俺様男子

 授業が終わって教室から出ようとすると先生に声をかけられた。



「西野君」

「なんすか」

「あなただけまだ提出物が出ていないんだけども」

「あー…明日出しますから!!」

「本当ね?」



 早く行かせてくれよ。




 後ろの塁もソワソワしてる。





「それじゃ!!」

「あ、西野くッ!!」



 俺と塁はダッシュして先生から離れた。




「わり」

「いーよ」




 保健室の前に来て息を整える。



『ねぇ!! 聞いてんの!!??』


「「は……?」」



 保健室の中から聞こえるでっかい声。




 病人が休まれそうにない。