体調も完全に回復した。
始業式まで誰とも会うことなく、静かに過ぎて行った。
「莉子ちゃーん! おはよ!」
ちょうど校門のところで柚ちゃんと塁君と合流した。
「…優は?」
「……知らない。そのうち草野さんと来ると思うよ」
「…まだ付き合ってたんだ」
柚ちゃんに頭を撫でられながらクラス発表を見に行った。
「…うちら3人同じクラスだよ!!」
「うん! …優もだね」
「大丈夫だよ! 草野さんは違うクラスだし、優君も普通に接すればいいんだよ?」
柚ちゃんにそうは言われたけど…。
「とりあえず教室行こうぜ」
「そうだね」
相変わらずラブラブな二人は手を繋いで教室に行った。
「…あ、そう言えばね! 春休みの間に少し記憶が戻ったんだよ、塁」
「そうなの!?」
「うん! 思い出したところがね(笑)私が公園で優君にキスしたところなんだけどね~」
苦笑いで話す柚ちゃん。

