俺様男子


「うわ、ゴミと同化してんじゃん。飲み残しも頭からかかっちゃって(笑)新しいオシャレ? 似合ってるー」




 もうすぐ日も暮れることから人通りは少なくて、通行人と目があっても気まずそうに眼を逸らされる。




 缶ジュースの中身などが私の頭からぽたぽたと落ちてくる。






「あんたみたら気分最悪。もう一回優に会ってこよ♪」




 草野さんはそういうと公園を出て行った。





 最悪……。





 何も言い返す勇気がなかった自分にもいらついた。





 優がいないと何もできないみたいで嫌だった。





 私は公衆トイレでたまたま持っていたジャージに着替えて、軽く頭を濡らしてべたつきを取り、家に向かう。






 ただでさえ悪い体調でフラフラするのに。




 頭から冷水を被った今、寒気も襲う。





「…あ……ヤバ」


 急に襲った頭痛にふらつく。