放課後まで耐えて急いで家に向かう。
…今日も同じ電車だと嫌だから……。
そう思って駅で時間を潰してから、電車に乗った。
だけどそれが逆に駄目だった。
公園の前辺りで優の家にいった帰りなのか、バッタリ草野さんに会った。
「あら、元カノさん」
「……」
「…ずいぶん痩せちゃって、かわいそうね。公園寄らない?」
「…いいけど」
すぐ目の前にあった公園に入ってベンチに座った。
「優ね、すごく素敵よ」
「…」
「お似合いでしょう? カッコいいし、私の価値が上がるし、自慢になるわよね」
……は?
…耳を疑った。

