4階だから見上げないと見れないような場所。 首が痛くなるわ、太陽眩しいわで一度視線を地面に戻した。 「…あのシルエット……どこかで」 あれはたぶん女子。 はっきりとは見えないけど、ロングの黒髪だ。 「……は? 莉子!?」 俺は地面に向けていた目線をもう一度急いで4階に戻した。 「…なんでいるんだよ」 改めて見ると莉子そのものだった。 俺は授業もほったらかして、つか元々受ける気ねぇんだけど。 北校舎の4階に向かった。