俺様男子



 放課後、約束してしまった俺は少し後悔しながらも莉子のことを考える。





 空が青い。




 もうすぐ冬も近づいてくるのに、寒さなんて感じさせない心地よい天気に眠くなる。







 ふと、目の前にあった北校舎が目に入った。






「ん…?」





 視力はそんなに良い方じゃねぇけど、北校舎に誰かいる。





 北校舎なんて用がなきゃ誰も行かないような校舎だ。






 しかも今は授業中。





「…俺って霊感あったっけ…」




 …こっちに思いっきり手を振ってる。





 幽霊だったらあんな手振るのか?