「…せんせー……」
「あら、莉子ちゃん…?」
保健医の先生とは仲良くなってよく色々な話をする。
何も遠慮することなく話せるし、嫌な顔をせずに聞いてくれる。
深入りはしてこないし、とてもいい距離感。
「顔色がよくないわね…」
「優が…」
「西野君?」
ソファに座らせてもらってあったことを全部打ち明けた。
「あー…要するにヤキモチね?」
「…ですよねー」
「ちゃんと西野君の事が好きって証拠でしょう?」
微笑みながらお茶を渡してくれた。
「…でも本当に珍しいわね。西野君が初対面の人にかぁ…」
「そうなんですよ! おかしいんです!!」
先生も疑問は疑問のままで終わってしまった。

