「る、塁に電話してもいいか?」
「柚ちゃんのほうがよくない?」
「そうだな…」
私はポケットからケータイをだして柚ちゃんに発信した。
「もしもし?」
「塁君にあの薬使った?」
「あ、うん!!」
直球で聞いた私は優にも聞こえる様にスピーカーにして机の上に置いた。
「どうだった?」
「塁君壊れた…。めっちゃSになっちゃって!! 殺されるかと思った…」
「え?」
「塁君ちに行ったんだけど…すごい攻めれらて…キャー///」
え、と…柚ちゃん…?
「明日色々聞かせて―?」
「もちろん! 優君はどうだった?」
ここに優がいるってことを知らない柚ちゃんは優の話を持ちかけてきた。
「あー…明日話します!」
「今聞きたいー♪」
私を膝に乗せてる優は気まずそうに口元を片手で押えてる。

