俺様男子


「こっち向いて」

「大丈夫…? 優」

「何が?」



 私を反転させて優と向き合う形になった。




「優、変…」

「そう? はい、ちゅー♪」




 『ちゅー』とかなんとかいって私に何度もキスをする。





 やっぱり変!!





「優…」


 ごめん。



 私のせいだ。





 私が変な薬飲ませたから!!




 ごめん、優~…。




 いつまで効き目は切れないんだろう。