「じゃあさ、一回だけ! 一回だけデートしよう?」
「…え、と」
「莉子ちゃんの好きな人って松坂塁だよね?」
「そうだけど…」
何告白しちゃってんの、私。
「昨日…西野と学校サボってるの見ちゃって……。あれもデートでしょ? なら俺もいいじゃん…」
そんなこと言われてもね~?
「あれはデートじゃないよ」
「莉子ちゃんはそう思ってるかもしれないけど、西野はどうかわかんないじゃん」
「え…」
一瞬、考えがとまる。
優もそうだよ?
だって協力してくれるんだもん。
「西野は良くて俺はダメなの? いいでしょ。減るもんじゃないし」
この人、しつこいな…。
私は一歩下がって、屋上を出ようとした。
「…え、と」
「莉子ちゃんの好きな人って松坂塁だよね?」
「そうだけど…」
何告白しちゃってんの、私。
「昨日…西野と学校サボってるの見ちゃって……。あれもデートでしょ? なら俺もいいじゃん…」
そんなこと言われてもね~?
「あれはデートじゃないよ」
「莉子ちゃんはそう思ってるかもしれないけど、西野はどうかわかんないじゃん」
「え…」
一瞬、考えがとまる。
優もそうだよ?
だって協力してくれるんだもん。
「西野は良くて俺はダメなの? いいでしょ。減るもんじゃないし」
この人、しつこいな…。
私は一歩下がって、屋上を出ようとした。

