「じゃあ柚ちゃんが頑張って塁君の心を奪えばいいんだよー」
「簡単に言うね~」
「柚ちゃんならできると思うけど。実際、二人とも今イイ感じだし」
「本当?」
「本当だよ」
二人の間にほんわかなオーラが漂っている感じでお似合いだと思う。
「絶対うまく行くから、私が保証するよ」
「うん…ありがとう」
柚ちゃんは少し笑顔になった。
「あ、ねぇ…このお店絶対あやしいよね~」
私が見つけた道の端の方にポツンと建っている1軒のお店。
「私も前から思ってた…。怖くて入れなかったんだけど」
「行ってみる?」
独特な雰囲気の漂うそのお店。
「うん…」
柚ちゃんとしがみつきあってそのお店のドアを開けた。
思ったより中は綺麗で綺麗なお姉さんが出てきた。
「いらっしゃい」

