好きなクレープを買って近くのベンチに座った。
「相談ってどうしたの?」
「実は好きな人出来ちゃって…」
「そういうこと♪」
私の中でたぶん予想はついてた。
「あのね、塁君…なんだけど」
「うん」
「…塁君の好みとか全くわかんなんくて…。好きなタイプは?って自然に聞いたんだけど…女の子はみんな好きだっていうから…」
塁君!!!
「そ、それは冗談だよ!? 仮に女の子はみんな好きなら柚ちゃんのチャンスはいっぱいあるじゃん」
「…そっか!」
何気にポジティブコンビでした。
公園を出て近くをブラブラして話を続ける。
「もちろん協力するよ」
「ありがと…。でもさ、こんなこと言っちゃダメなのかもしれないけど…塁君は莉子ちゃんが好きだったんだよ?」
「前の塁君だよ」
「でも…今も塁君…引きずってる気がする」
悲しい顔でそういう柚ちゃん。
どうしよう、私のせいで…。

