その日はとりあえず周りからハンパない視線を投げられた。
「優の彼女って大変ー」
「知るか」
「人ごとだと思ってんでしょ。そのうち優にも回って行くかもよ」
「…その時はその時だ」
私のことをすごくバカにするくせに、ちゃんと一緒に帰ってくれたり、2人の時間を出来るだけ作ってくれたり。
不器用ながらも頑張ってくれてる優、本当に嬉しい。
視線を除けば完璧なのに。
「柚、帰ろっかー」
「うん」
柚ちゃんと塁君が最近すごく仲がいいんだ♪
「いい感じだね~」
「あぁ。俺らどっちもあいつらフッてるからな…気が合うんじゃねぇ?」
「なんかその言い方酷いよ(笑)」
私たちも塁君たちと別れて家に向かった。

