「えー…ヤダよ」
「我儘言うなよ…。ちゃんと寝れば早く治るんだから」
「うー…」
「俺鞄持ってくるから。ここで待ってろ」
靴箱のところで待たされた私。
もうすぐ授業が始まる。
「ねぇ……鈴木莉子さん?」
「え?」
知らない女生徒が4人私の後ろに立っていた。
「鈴木莉子さんだよね?」
「はい…そうですけど?」
たぶん先輩だ。
「ちょっと来てくれる?」
「え、でも…」
優がここで待ってろって。
「いいから!!」
腕を思いっきり引っ張られて体育館倉庫に連れてこられた。
うわ、ベタだなぁ…。
「あの?」
「優君と付き合ってるって本当?」
「本当だったらどうするんです?」

