俺様男子

 その間にオムライスを作り終えた。




「俺はこっちで食べるから…。莉子ちゃん、兄貴のとこに持っていってあげて…」

「うん」



 暫くしてから戻ってきた夏弥君はさっきほどの活気はなく、疲れ果ててた。





「優ー?入るよ?」

「あぁ」



 中から優の声が聞こえて扉を開けた。




「サンキュ」

「食べれそう?」

「食える」




 今度は自分で食べてくれた優。



「薬も飲んでね」

「はいはい」

「楽になった?」

「朝よりは」

「良かった…」




 食べ終わった優は食器をテーブルの上に置いて薬を飲んだ。




「莉子」

「ん?」

「こっち来て」

「…?」


 言われたとおりに優の傍に行く。




 ベッドに座ってる優は少しだけ笑うと私の両脇に手を入れた。