材料がなかったら近くのスーパーに向うことにした。
もう一度優の部屋に入った。
「優、ちょっと出かけてくるけど…おとなしくしててね?」
「俺が暴れるとでも思ってんの?」
「うん。当たり前じゃん」
「お前、風邪治ったら覚えとけよ」
おー、怖。
私は逃げる様にして優の部屋から出て、スーパーに行った。
「よし! これくらいかな…?」
一応優の家族の分も買って家に向かう。
「莉子ちゃん!」
「あ、夏弥君」
優の弟君の夏弥君。
「今日日曜日でしょ? 学校あったの?」
「部活ー」
「あ、サッカー部だっけ?」
「そうそう。莉子ちゃん、買い物?」
「うん。どっかの誰かさんが熱出しちゃってね~」
「そっかー。大変だね…。莉子ちゃんの彼氏とか!?」
「ち、違うよ」
歩きながら話す。
やっぱり夏弥君は面白い。

