「朝ご飯に作ったんだけど…。優寝てたから」
「わりぃ」
「全然いいよ。いっぱい寝たらすぐに治るもんね」
粥を俺の傍に持ってきた莉子はスプーンを俺に渡す。
ゆっくりと起き上がると少し頭がくらっとした。
あ、そうだ。
「食わせて―」
「…え…わかった」
マジか。
絶対断られると思ったのに。
俺からスプーンを奪うと顔を真っ赤にして粥の一口分を俺の口元に持ってきた。
そんなに顔を真っ赤にさせるとこっちまで意識してしまう。
「…おいしい?」
「あぁ…飯、作れたんだ」
「いつも時間がないだけなの」
「へぇ。じゃあ後は勉学だな。あ、スポーツもか」
「ほっとけ」
全部食べ終わった俺は薬を渡された。

