俺様男子

 日もだいぶ暮れてきたから俺らは帰り道を通る。




 噴水が綺麗に光ってる。





「綺麗―」

「だな」




 莉子の少し後ろを歩いていると前から来たカップルの男の肩にぶつかった莉子。




「わッ」



 男は気付かずにそのまま行ってしまった。





 と、同時に莉子のバランスが崩れて噴水の方に倒れて行く。





 あぁああ!!!



 俺の服ッッ!!!





 俺はめっちゃ急いで莉子を支えに行った。





 ――――――バッシャ―――ンッ