*莉子side*
塁君の記憶がなくなって性格まで変えてしまったのは私。
罪悪感と何のために助けたのか分からなくなった私はカフェを飛び出してしまった。
いつの間にか、よく来る公園にいてブランコに座ってた。
私はどうやって塁君に罪を償えばいいのだろうか。
決して悪気があったわけではないのに、どんどんと憂欝になっていく。
「莉子」
私の名前を呼ぶ人。
大好きな声なのに。
今は聴きたくなかった。
優なりに励ましてくれたんだと思う。
私、笑えてた?
塁君の記憶がなくなって性格まで変えてしまったのは私。
罪悪感と何のために助けたのか分からなくなった私はカフェを飛び出してしまった。
いつの間にか、よく来る公園にいてブランコに座ってた。
私はどうやって塁君に罪を償えばいいのだろうか。
決して悪気があったわけではないのに、どんどんと憂欝になっていく。
「莉子」
私の名前を呼ぶ人。
大好きな声なのに。
今は聴きたくなかった。
優なりに励ましてくれたんだと思う。
私、笑えてた?

