俺様男子

「俺的にさ…莉子たちには話して大丈夫かと思ってんだけど…」

「俺も思った!」



 また先に2人で歩かせて俺らは会議。





「隠すほうが難しいし、バレんのも時間の問題だろ」

「だな! 話すか…」



 俺と塁で相談して決まった結果。





「莉子、北川!」

「「んー?」」


 二人が同時に俺らのほうを見る。




 息ピッタリだな。





「あのな、話があるんだけど」

「何ー?」

「塁、頭打って性格変わったんだよ。ついでに記憶もねぇの」

「「え?」」


 意味がわからないって言う顔をした二人。





「喫茶店入らない?」



 そばにあった洋風でオシャレなカフェを指さした塁。