それもそうだけど…。
「とりあえず行こ?」
腕を引っ張られた。
「今から!?」
「あ、そっか…。学校…」
「サボる?」
「う、うん!!」
すぐに鞄を持ってきた北川はまた俺の腕を引っ張る。
「早く! 早く!」
「わかったって…」
近くにいた奴に俺らは今日学校に来てなかったって言っておいてもらうように頼んですぐに教室を出た。
病院はわりと学校から近い。
「私、サボったのとか初めて♪」
「それが見舞いっていいのかよ」
「莉子ちゃんに会うためならいいの!!」
「莉子のことどれだけ好きなんだよ…」
あきれ顔で北川を見るとすごく嬉しそうな顔をしてる。
「莉子ちゃんは元気なんでしょう?」
「あぁ」
絶対入院なんて必要ないから。

