鈍い音と一緒に体が動かなくなった。 ぼやけてる視界の中、塁君が歩道のほうで倒れてる。 良かった…間に合ったみたい。 「莉子っ!!!」 慌てた顔で走ってきた優は私の傍に駆け寄った。 眉間にしわを寄せて慌てたような怒っているような顔をしてる優。 「ゆ…」 声…出ない。 意識が朦朧とする中、優の顔だけが視界に写ってくる。