「はぁ!?」
優は急いで私から離れて私が歩いてきた方に進んでいく。
「優! 放っていかないでよ~」
優を追いかけて行くと話声が聞こえた。
「莉子ビビってんじゃん」
「え!? 本当!?」
この声は……
「塁君!!」
「ごめん…不審者かと思っちゃった?」
「思ったよー…」
私たちの会話を不機嫌そうな顔で聞いてた優の視線に気づいた。
「何、お前ら……こんな夜にあってたんだ?」
「あのときはまだ夕方だったんだよ」
「莉子、あんまり1人で出て行くなって言っただろ?」
「塁君なら大丈夫かと思って…」
小さくなっていく語尾と同時に視線を下に向ける。
「まぁ…莉子も反省してるんだし…俺が呼びだしたんだよ」
「……莉子? 塁、いつから莉子って呼んでんだよ」
「今日からだよ」
さらに眉間にしわを寄せた優は私の腕を掴んで家のほうに引っ張っていく。
優は急いで私から離れて私が歩いてきた方に進んでいく。
「優! 放っていかないでよ~」
優を追いかけて行くと話声が聞こえた。
「莉子ビビってんじゃん」
「え!? 本当!?」
この声は……
「塁君!!」
「ごめん…不審者かと思っちゃった?」
「思ったよー…」
私たちの会話を不機嫌そうな顔で聞いてた優の視線に気づいた。
「何、お前ら……こんな夜にあってたんだ?」
「あのときはまだ夕方だったんだよ」
「莉子、あんまり1人で出て行くなって言っただろ?」
「塁君なら大丈夫かと思って…」
小さくなっていく語尾と同時に視線を下に向ける。
「まぁ…莉子も反省してるんだし…俺が呼びだしたんだよ」
「……莉子? 塁、いつから莉子って呼んでんだよ」
「今日からだよ」
さらに眉間にしわを寄せた優は私の腕を掴んで家のほうに引っ張っていく。

