俺様男子

 警察よりも先に優と塁君が来た。



「莉子!!」

「優~……」



 私たちの状況を見て一瞬黙ったけど、すぐに女の人の両腕を掴んで壁に追い詰めた。




「どういうつもり?」

「優様ぁ~♪」

「なんで莉子、血流してんの?」

「私が始末してあげようと思って」

「俺がお前を始末してぇよ」



 完全に冷めてる優は恐い。




 塁君が私の血を拭って柚ちゃんからペーパーナイフを受け取った。





 暫くしてから来た警察の人たちに話を聞かれた。




 警察署に行って担任とお母さんたちが来た。





「莉子、大丈夫か…?」

「う…うん……」

「怖かっただろ」

「大丈夫だよ」

「強がんなって」