「あ、ここか…」
夏弥君は優の1つ下の弟で今、中学三年生。
…の、わりには色気がありすぎるんじゃないか?
部屋に入ってからそう思った。
優はどっちかっていうとお父さん似なんだけど…夏弥君は半分半分って感じかな。
「夏弥君ー?」
「ん…、あっれ…誰…?」
「莉子だよー?」
軽く目を開けた夏弥君は私の顔を視野に入れると同時に目を見開く。
「え、莉子……ちゃん? あの小さい…?」
「小さくないし―」
「小さいよ…でもなんで?」
ムクッと起き上がった夏弥君は優と違って寝起きがいいみたい。
「たまには優を起こしてあげようかと思って」
「そっか。それで俺も起こしてくれたんだ」
「うん!優は先にご飯食べてるよ」
「ん……って、着替えるんだけど?」
「うん。どーぞ?」
きょとんとした顔でそういうと、夏弥君は苦笑い。
「出てかないの?」
「なんで?」
「ま、いいけど……」
夏弥君は優の1つ下の弟で今、中学三年生。
…の、わりには色気がありすぎるんじゃないか?
部屋に入ってからそう思った。
優はどっちかっていうとお父さん似なんだけど…夏弥君は半分半分って感じかな。
「夏弥君ー?」
「ん…、あっれ…誰…?」
「莉子だよー?」
軽く目を開けた夏弥君は私の顔を視野に入れると同時に目を見開く。
「え、莉子……ちゃん? あの小さい…?」
「小さくないし―」
「小さいよ…でもなんで?」
ムクッと起き上がった夏弥君は優と違って寝起きがいいみたい。
「たまには優を起こしてあげようかと思って」
「そっか。それで俺も起こしてくれたんだ」
「うん!優は先にご飯食べてるよ」
「ん……って、着替えるんだけど?」
「うん。どーぞ?」
きょとんとした顔でそういうと、夏弥君は苦笑い。
「出てかないの?」
「なんで?」
「ま、いいけど……」

