*優side*
「優―――――!!!」
高校の入学式が終わり、自分の部屋で着替えようと、制服を脱ぎかけた時だった。
いきなり入ってきた奴。
「お前はノックもできねぇのか」
「聞いて、聞いて!!」
聞いてはこっちだっつの…。
俺が着替え中だと言うのにも構わずに、ベッドに座った。
自分はもう私服に着替えたようだ。
俺は後ろを向いて、さすがに下は脱げないから上だけを脱いで近くにあったシャツとパーカーを着た。
「で、何?」
「あのね、好きな人できた!!♥」
「……は?」
机の上に置いてあったケータイを取った瞬間に、落とす。
「あーあ、何やってんの」
手渡されたケータイを受け取ってからも茫然。
「優―――――!!!」
高校の入学式が終わり、自分の部屋で着替えようと、制服を脱ぎかけた時だった。
いきなり入ってきた奴。
「お前はノックもできねぇのか」
「聞いて、聞いて!!」
聞いてはこっちだっつの…。
俺が着替え中だと言うのにも構わずに、ベッドに座った。
自分はもう私服に着替えたようだ。
俺は後ろを向いて、さすがに下は脱げないから上だけを脱いで近くにあったシャツとパーカーを着た。
「で、何?」
「あのね、好きな人できた!!♥」
「……は?」
机の上に置いてあったケータイを取った瞬間に、落とす。
「あーあ、何やってんの」
手渡されたケータイを受け取ってからも茫然。