俺が椅子に座ると 授業があるのか、祐樹は俺の席に教科書を持って立っていた 「・・・・?どうした」 「いやぁ?もう機嫌いいんだなぁ?と思って」 ・・・いやなとこつくな・・・ 「別に」 俺はそっけなく言うが 「ふ~ん。まぁ夜・・・覚えておけよ?」 そう言って祐樹はけらけら笑っていた 「あ・・・放課後少し待っててくれ」 紺野を呼んだから すぐにはいけないだろう 「聞いてたからわかってるよ!先に店にいってるから」 そう言って俺に掌をひらひらさせて 職員室を出て行った