七夕☆Angel

私は、かけるの頬にキスをした。

そして、唇にキスをした。

「ゆめみ…」

「甘いね。」

「本当だ。ミルクティーの味がする。」

さっき二人で飲んだミルクティーの甘い味がした。

私とかけるは、二人で笑った。

かけるが私を抱きしめた。

私はかけるの腕に抱かれて、幸せな気分になった。

いつか夢でみた、抱き合っていた私と男の人。

その時の幸せな感じと似た気持ちになった。

『やっぱりあれはかけるだったんだ。』

私はそう思った。