七夕☆Angel

「かける。」

「ん?」

「さっき言いかけたこと。」

「何?」

「私、かけるの事、好き。」

「え?」

「すごく好き。」

「ゆめみ…」

「すごく好きだよ。」

私は素直な気持ちを伝えた。

かけるは、少し驚いたような、でも嬉しいような顔をしていた。

そして私は、かけるの手を握った。

かけるは私をずっと見つめていた。

私もかけるをずっと見つめた。