七夕☆Angel

「えっと…あの…」

切り出してみたものの、なかなか次の一言が出なかった。

そんな時、かけるがふと窓の外を見た。

「ゆめみ!流れ星!」

「え!?」

かけるは、何か熱心に祈っていた。

「かける、何を願ったの?」

「ゆめみと俺が、もっとずっと幸せでいられますようにって。」

かけるは、とても素直な笑顔で言った。

『あぁ、私、かけるのこういう所、すごく好きなんだ。』

私は胸が暖かくなった。