七夕☆Angel

「ごめんごめん!でも、‘天使’の事話してる時のゆめ、れんの事なんか頭にないって感じだったよ?」

「そーれーはーっ!!…まだ頭が混乱してるから…」

そう、私はまだ混乱しているだけ…

「はいはい、そうだね。でもきっとゆめは、その‘天使’の事、忘れられなくなると思うな〜。私だったら、そんな出会いを逃したりなんかしない!」

まならしい発想。

「まなはね!私は違うもん!」

「そうだね!はははっ」

「はははっ」

二人で笑った。

『さすが親友!』

少しスッキリした。